黄昏の不動産鑑定士受験

アラ50が鑑定士試験に挑むブログ

受験歴4

こんにちは。
黄昏の税理士受験生です。

 

さて、受験歴も佳境に入ってきました。
今回は受験4年目となる今年の第67回税理士試験について
科目は法人税法国税徴収法です。

 

法人税法

9月から年内完結コースを受講。
年内完結は週3講義なので、ついていくだけでもハード。
ただ年内で一通りの論点を終わらせることができるため、
ゴールが早めに分かり、良かったと思います。
年明けからは上級コースで週2の授業となりますが
そのうち1回はテストがあるので復習が欠かせず。
特に確申時期は大変でしたが、絶対に遅れないようにし、
理論暗記は毎日理マスを読んで記憶の定着を図りました。
直前期は大原の実判の資料通信を追加、
TACとは問題の感じが違っていたり、難しかったです。

 

国税徴収法

12月の不合格確定後から前年のテキスト、トレーニングをやり直し。独学です。
理論を全部覚えようと思いましたが、法人のボリュームに押され結局時間がとれず。
理解の助けにと「図解国税徴収法」と「Q&A実務国税徴収法」を購入しましたが
図解は面白みがなく放置、Q&Aはたまに読みましたが基本的な事項が多かったです。
受験だけなら予備校のテキストだけでいいかも。
また6,7月頃から大原の模試セットで受験対策、
改正が少ない科目なのでTACの直前講義は迷いましたが受講しませんでした。

 

6月のTAC全国模試では法人A、国徴Sでした。
法人は計算が上位10%と成績は良かったが、それでも50点中30点しか取れず、
自分の理解が不足している部分がいろいろあったので、
試験対策として役立ったと思います。
問題は国徴で、
理論べた書きできずの作文でしたが、それでも点をつけてもらえ、
計算は前年の上級テストでやっていた問題だったことで、満点でした。
この結果が気のゆるみの原因となりました。

 

大原の全統では両科目ともB判定
法人は22条で判定間違い。計算も難しいわけではないのですが解きにくかったです。
国徴は理論暗記ができていない問題が出たため、作文でもあまり書けず、
配当計算も少し難解で判断ミスをしました。
これで危機感を覚え、国徴にもう少し時間をとるようにしましたが
法人メインのため完璧な理解と暗記にはまだまだ遠かったと思います。

 

前年と同じく毎日仕事の昼休みと就寝前に理マス読み(法人)、
仕事帰りには予備校の自習室で総合問題を解きなおし、
さらに改正論点や苦手な組織再編を主につぶしていきました。
本試験、結局出なかったですけどね(#^ω^)

 

その法人税の本試験

 

いつも通り素読み、
理論は22条出てないし、青色と外国子会社関係はなんとなく書けそうだけど
最後の問の適用除外基準とは何のことかよくわからずで、理論は後回しに。
計算は思ったよりボリュームが少なく、
あまり考えずに解けそうな問4から手を付けました。
(理論の青色の要件、計算問3の美術品、問4の傭船料など
実務者有利な問題多くてラッキーとこの時は思っていました。)
ところがここで、交際費がややこしかったのと理由書きに時間がかかり少しあせる。
次に問1の工事に移り、
「乙工事以外10億以上ばっかり、でも6か月かつ20%未満なんて無いしな。
全部、按分するんか、めんどいな」
なぜか思い違いをし、さらに、そんなわけないことに気づかなかったのは、
本試験の雰囲気にのまれていたからのような気がします。
そういうわけで乙工事以外按分し時間を無駄に使ったことで、
さらに残り時間が少なくなりあせるという悪循環。
問2の貸引まで解いたところで理論に。この時すでに80分経過。

 

理論は結局30分位しかかけられず、今思うとどこまで正確に書けたか不明。
それでも青色の特典の残り1つ(思いつくのは措置法ばかり)と
適用除外基準以外は埋めました。

 

計算に戻って問3へ、残り10分、超スピードで解いたが
見事に損金経理の特別償却準備金という、ひっかけにかかりました。
また、美術品は実務でやってて良かったなんて思っていたくせに
見事にすっ飛んでしまいました。
別表5の途中でタイムアップ。
最後の特別償却準備金積立超過額などの字は、
かなりの殴り書きで読んでもらえるか心配です。

 

試験後に前泊していたホテルに戻り、
翌日の国徴に備え勉強していたのですが、
脳が勝手にマルチタスクに法人の問題を解きはじめたせいで、
先ほどの間違いにいろいろ気づくことになり、絶望しました。遅いんだよ!
おかげで国徴の予定を消化できず、気持ちの切り替えの難しさを知りました。

 

今日の一言

「つまづいたっていいじゃないか、人間だもの。」

                             相田みつを

 

明日は国税徴収法、本試験について書きます。