黄昏の不動産鑑定士受験

アラ50が鑑定士試験に挑むブログ

受験歴2

こんにちは。
黄昏の税理士受験生です。
今日は私の税理士試験受験2回目についてお話します。

 

平成27年、第65回税理士試験で簿記論と財務諸表論を受験しました。
1回目の受験から5年と間が空いていますが、
それは、第60回消費税受験のトラウマ?を引きずっていたことが主な原因です。

 

tasogaretax.hatenablog.com

 

そんなヘタレな私ですが、
仕事で税理士資格について真剣に考えるような出来事があったことや
環境の変化もあって、この年の少し前から心を入れ替え
真面目に受験勉強をするようになりました。

 

勉強方法は市販のテキストや問題集による独学です。
主にはネットスクールのとおるテキストとその問題集、
ペースメーカーに会計人コース、
財表の理論対策として、財務会計講義と
穴埋め・記述で学ぶ財務会計理論、会計法規集など。
春ごろからはTACの個別、総合問題集や過去問を繰り返し解きました。

 

独学を選んだのにはいくつか理由がありますが、
税理士試験の先輩方のブログを知って
(それまではブログというものも知らなかった)、
その中に独学で簿財に科目合格している方がいたことが大きいです。
独学の勉強法についてはそうしたブログや
会計人コースの記事などを参考にしていました。

 

また、ブログからは税理士試験についての心構えなど、
勉強法や受験テクニック以前のところで特に刺激を受けました。
受かる人はそこから違うんだなと。
既にアラフォーの私でしたが、ブログとの出会いで
たくさんの気づきを得て、気持ちを変えることができたと思います。
(住んでるところが田舎なもので、当時はあまり受験生の知り合いがいなかった。)

 

試験前のTACの全国公開模試では簿記論A、財務諸表論C判定。
財務諸表論は、理論の勉強方法がいまいち最後までよくわかりませんでしたが、
とにかく財務会計講義、財務会計理論を6~7回は読み、理解するようにしました。

 

また、この年は試験日が盆明けの8月18日だったため、
仕事をしながら勉強している私としてはとてもラッキーだったと思います。
盆の間、嫁と子供は実家へ里帰り、私は一人、家で問題を解いていました。

 

さて、本試験ですが
簿記論の試験問題は例年に比べ易しく(それでもいろいろやらかしましたが)
自己採点65(TACボーダー57、合格確実67)。
財務諸表論は計算問題が思っていたより難しく、
2科目受験のバテと時間不足のあせりからか、凡ミスがちょこちょこあり、
また、心配していた理論は何となく書けたけどこれでいいのか?という印象でした。
結果、自己採点54(同ボーダー46~54、確実55)。

 

両科目とも合格率が高かったこともあって12月には無事合格27をもらえましたが、
既に9月からTACで消費税法国税徴収法の講義を受けており
(税法は独学では無理と判断)、ペースについていくのに必死だったため、
あまり喜んでいられませんでした。
何せ、一日でも早く税理士になりたかった(なりたい)ですから。

 

一日でも早く、で今思い出しましたが、
簿財の勉強中の1月頃に酒税も一緒に受験しようかなと一時迷ってました。
悩んだ結果、受講自体やめときましたけど正解だったと思います。
勉強時間が少なく短期合格を狙う人におすすめと
予備校のパンフに書いてたりしますが、
上位10%に入るにはやはりそれなりに勉強する必要がありますもんね。
それは次の年の国税徴収法の受験で身に染みて感じましたけど、その話は次回で。

 

今日の一言

「過去と他人は変えられないが、
 未来と自分は変えられる。」

                     エリック・バーン