黄昏の不動産鑑定士受験

アラ50が鑑定士試験に挑むブログ

受験歴(FP)

こんにちは。
黄昏の税理士受験生です。

 

今回は受験歴の番外編として
ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定についてお話しします。

 

私は、まず平成25年9月実施のFP2級を受け合格、
続いて平成26年1月実施のFP1級学科試験、同6月実施の実技試験に合格しました。

 

FP技能検定を受けた理由は、
自己啓発
②自分のライフプランニングをする、
③何か名刺にかけるような資格を取得するためです。

 

FPの勉強方法は基本的に市販のテキストと問題集を使った独学でしたが、
これで自分なりの独学勉強法を身につけたように思います。
また、税理士事務所職員もあまり馴染みのない金融資産運用や
不動産についての法令上の規制、また年金額の計算などについても
学ぶことができますので、チャレンジする価値はあるかと思います。

 

具体的な勉強方法ですが、
FP2級についてはTACの「スッキリわかるFP技能士2級」のテキストを読み、
「スッキリとけるFP技能士2級 過去+予想問題」と、ネットスクールの
「キラリ合格FP2級問題集」を解くだけです。
特に模試を受けたりもしていません。
ポイントは、各テーマごとにテキストを読んだ後すぐ問題集を解き、
記憶に残るようにするということでしょうか。
学科については4択のマークシートの正誤問題、
実技については計算問題がありますが出題パターンが限られているため、
問題集を繰り返し解き、計算式を覚えてしまえば得点源になります。
学科、実技とも6割以上得点すれば合格となりますので、
あまり1つのテーマに深入りせず、浅く広くの知識で十分合格可能です。

 

FP1級も基本のテキストはTACの「スッキリわかるFP技能士1級」、
加えてきんざいの「受検対策特訓セミナーテキスト」、
これはその名のとおり、きんざいが実施する
FP1級学科試験の受験対策セミナーの講義用教材です。
書店では取り扱っていないため直接きんざいに電話し、購入したと思います。 
問題集はきんざいの「パーフェクトFP技能士1級対策問題集学科編」を使用しました。
こちらについても2級と同じくテキストを読み、繰り返し問題集を解くことで、
合格に近づくことができます。
ただ2級に比べ、難易度が格段に上がります。
苦手なテーマや間違いの傾向を把握し、
重点的に復習することで苦手分野をつぶしておかないと
2級と同じ6割が合格ラインですが、そこまで達することは難しいでしょう。
私は200点満点中126点と結構ぎりぎりの点数でした。(;´・ω・)

 

1級が面白いのはここからです。
学科試験に合格すると実技試験を受験することができます。
これは面接試験で、3人(だったかな?)の面接官が、
「私は○○しようと思うんですけど、この場合どんな問題があるのでしょうか?」とか
「何か税制上の優遇措置があれば教えてください。」などといった質問に
直接答える形で行われます。
こちらについてはきんざいの「FP技能検定1級実技対策問題集」という想定問題集と、「FPマニュアル」(顧客の質問に対する問答集)を一通り読み、
前もって、予想される質問にどう答えるかを考えるようにしました。
実技試験の合格率は当時80%以上だったかと思います。
(答えに詰まったり、間違えたことを言うと、面接官が助け舟を出してくれることも
あったようです。)
対策さえしっかりしておけば、まず返答に戸惑うようなことはないかなと、
また、どうしてもわからなければ、
「持って帰ってお調べします。」と言っても少しはOKだったかと思います。
実技試験も6割の得点が合格ライン、私は200満点中128点とこちらもぎりぎりでした。
偉そうにいろいろ話しましたが、私、常に崖っぷちです。\(^o^)/

 

ただ、試験の難易度を少しづつ上げて受験、合格することで、
徐々に税理士試験に再チャレンジする気持ちを持てたように思います。
もし、同じような境遇の方がいらっしゃいましたら、FP技能検定、オススメします。

 

 

今日の一言

「小さな成功体験の積み重ねが前向きな行動を生む。」

                               大久保幸夫